もちねこのペアダンスメモ

もちねこのペアダンスメモ

異国のダンスを学ぶ

アーサー・マレースタジオでのダンス指導

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アーサー・マレースタジオでのダンス指導

ウェディングダンス、ソーシャルスタイルのペアダンス[46]から、競技ダンスダンススポーツ[47]までを一貫して取り扱っている。

 

 

アメリカンスタイル、インターナショナルスタイル(イングリッシュスタイル)、クラブダンス、アルゼンチンタンゴ、スウィングダンス、カントリーダンス等、扱う種目は40種類以上と多岐にわたる[48]

アーサー・マレーのスタジオでは、各ダンスにPre Bronzeプレブロンズ(入門プログラム)からGoldゴールドレベルまでのシラバス[49][50]が設定されており、また複数のダンスを効率よく習得できるよう、ダンス体系が相互に関係づけられたシステム[51]が取られているため、未経験者でも無理なく[52]様々なダンスを習得できるようになっている。生徒には、ペアダンスの技術やダンスタイムでの振る舞い方等を楽しくかつ過不足なく学べるように、例えば「半年後のクルーズ旅行で踊れるようになりたい」等、生徒の希望や目標に合わせたカリキュラムを担当インストラクター及びスーパーバイザーと共に作成し、プライベートレッスン、グループレッスン、プラクティスパーティ、スタジオパーティ[53]を柱に[54]、プログラムが提供される。それと共に、トラベリングコンサルタント[55]によるレッスン、メダルボール、ショーケース、Dance-O-Rama(ダンスオーラマ)と呼ばれる競技会、その他のイベントが組み合わされて、ペアダンスのワンストップサービスとなっている[56]

なお、在籍している生徒は世界中のスタジオでレッスンやパーティに相互に参加することができる[57]

■Unique 3-way system(ユニーク3ウェイシステム)

【プライベートレッスン・グループレッスン・プラクティスパーティー】の1ユニットを通じて、生徒は可能な限り短い時間で良いソーシャルダンスが踊れるようになる…というシステムが、アーサー・マレーオリジナルのメソッドである[58]

【プライベートレッスン】

  • 体験レッスンから。一人でも、夫婦等のカップルで受けることも可能[59]。専属のインストラクターが付き、進歩に対して責任を持つ。
  • 基本的に、未経験者の場合は、アメリカンスタイルのワルツ、タンゴ、フォックストロット、ルンバ、チャチャ、スウィングの6ダンスがベースとなることが多い[60]メレンゲ、マンボ、ハッスル、サンバの4種目が加えられることもある[61]。希望や進度に応じて、インターナショナルスタイルやスペシャリティ種目が加えられる。
  • 定期的に、他のインストラクターとエクスチェンジレッスンができる。様々なパートナーやダンススタイルに適応するための経験と練習を積む。
  • Team Teaching(チームティーチング)の考え方が取られており、情報及び、講師の複数の視点を活用して、指導の効果を最大化する為、生徒のダンスプログラムを複数の教師が担当する。種目ごと、リード/フォロー、等、生徒の希望にあわせて、習いたいインストラクターを指名することも可能である[62]
  • スタジオで行ったすべての指導記録はパーソナルファイルに保管され、振り返ることができる。
  • 一定回数ごとにスタジオのスーパーバイザーによるProgress Check(プログレスチェック)というフォローアップシステムが用意されている[63]

【グループレッスン】

  • 様々な生徒と踊ったり、良いダンスの習慣を身に付けたりする場[64]
  • プライベートレッスンで未経験の種目やステップに出会う機会であり、プライベートレッスンの効果をスピードアップさせる。
  • 皆がゆったりとして楽しい時間を過ごせる環境として配慮され、新しい人と出会い、新しい友人を作るのに最適である。
  • ほとんどのスタジオでは、事前の予約は不要。
  • テクニック、スタイル、そしてパターンのバリエーションを「紹介」と「繰り返す」ことが強調される。
  • 扱う種目は全て。アメリカンスタイル、インターナショナルスタイル、クラブダンス等、様々なダンスが、入門からレベル別に設定。
  • スタイリングやアームワーク等のテクニック、音楽のクラスも場合に応じて設定される。

【プラクティスパーティー

  • 実践練習と予行練習として強く推奨されている。スタジオにより、定期的に、週に1~3回程度開催されている[65]
  • 他の生徒、インストラクターと一緒に楽しい時を過ごし、一緒に学んだこと、プライベート・グループレッスンで学んだ新しいダンススキルを活かしながら、悪い習慣を身につけることも防ぐ。
  • 結婚披露宴、オフィスパーティー、またはナイトクラブでの様子をシミュレートしている。
  • リラックスした快適な環境の中で、必要な経験と自信を得ることできる。

つまり、生徒は、これらのシステムの中で、あらゆる状況で学んだ踊りやフィガーを適用できる「適用可能性」、従うべき順序がなく、即興でダンスを組み立てられる「マネージメント性」、学習したフィガーをどんな方法でも自由に組み合わせたり、他のダンスに試したりする「相互互換性」を身に着ける。そして、音楽を使った多くの練習を通して成長し、また、ここでは「特別な社交ダンス用の音楽」を必要としない[66]ので、いつでも好きな音楽でダンスができるという環境で成長できる。そして、どんな場所でも、どんな音楽を耳にしても、踊れるようになる。

■イベント

【スタジオパーティ】

  • ほとんどのスタジオでは、毎月1回、スタジオパーティを開催している[67]
  • 「夏」「魔法」「クルーズ」「ハロウィン」といったテーマが設定され、そのテーマに合わせた服装や音楽、ダンス、生徒によるソロエキシビションやグループヒートの発表、プロショーが催し物として行われる。
  • ゲストパーティと銘打っている場合は、友人や普段スタジオに来ていない参加者向けに、未経験者向けのワークショップが開催される。

【Showcase ショーケース】

ショーケースは、グループヒート(自分のダンスプログラムのレベルに制限されたクローズドカテゴリ/レベル制限のないオープンカテゴリ)やソロエキシビション、ジェネラルダンスタイムやプロショー等から成るイベントである。通常のメダルプログラムに加え、いつもは経験できないソーシャルダンスのスキルと共にショーマンシップと音楽表現を開発することを目的とする。

【Medal Ball メダルボール】

メダルボールは、あるレベルのダンスプログラムから次のレベルへと「卒業」した学生を称えるガラダンスイベントで、楽しくエレガントな雰囲気の中でダンスを楽しむ機会を学生に提供する。日本では大阪で開かれる。

【Dance-O-Rama ダンスオーラマ】

ダンススポーツの競技会は、2~5日間にわたる刺激的なイベント[68]であり、多くの生徒が、選んだダンスを自分のレベルで競う。ダンス競技会(生徒、プロ、ジャック&ジル等様々な形式の競技が催される)、カクテルパーティー、ディナータイムのダンス、エキサイティングなプロのショー等のアクティビティ等のお祭り。「DORに参加することは1週間以内に50回以上のレッスンを受けることと同じ」とも[69]

ウェディングダンス

各スタジオでは、「アメリカを例にすると、80~90%の結婚式でダンスシーンを取り入れている[70]」ともされる、欧米の伝統的なセレモニーの一つである結婚式でのダンス[71]、いわゆるウェディングダンスの文化を取り入れており、新郎新婦が初めて踊るファーストダンスや、新郎が母親と、あるいは新婦が父親と踊るラストダンス等を、新郎新婦の希望を聞きながら振り付け、選曲、演出等をプランニングしている[72]

キッズダンス

スタジオによっては、キッズダンスのプログラムも提供されており、「楽しい音楽でリズム遊びやペアダンスを行うことにより、リズム感やコミュニケーション力を育む」という。

コーポレートプログラム

ペアダンスをリラックスした環境の中で楽しみながら学び、ビジネスにおけるパートナーシップを高め、チーム内の信頼を深めたり活性化を図るプログラムを提供している。