もちねこのペアダンスメモ

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異国のダンスを学ぶ

アーサー・マレーのダンススタジオがあかりを灯し続けた日

アーサーマレー灯台911

 

www.arthurmurraylive.com

2020年3月16日 クリス・ライナムによる記事

 

 

電話に出た時、まだ眠っていました。
向こうで聞き覚えのある声がして、急いでテレビをつけるように言うのです。

 

それで、ちょうどいいタイミングで大型プロジェクションテレビの電源ボタンを押して、映画…のようなものを見ました。いや、そうではありませんでした。
私の理性的な脳は、まだこの体に眠りを取り戻そうとロビー活動を続けていました。
ふと、「isn't your sister there?(妹がいるんじゃ?)」と4つの単語がトリガーになり、突然、パニック発作が起こりました。

 

 

2001年9月11日の朝、フアンとカリ・ジョ・ガルシアは、二番目の飛行機が衝突する直前に私に電話をしてきました。

 

私の妹は、マンハッタンにある舞台芸術学校に通っていました。子供が食料品店で迷子になった時、親が感じる恐怖と同じ恐怖が自分に広がっていくのが分かりました。

セーフモードのコンピュータのように、やることを1つのタスクに減らしました。つまり、妹を見つける。

 

何度もかけてみました。返事なし。

 

習慣であれ、無感覚であれ、根本的な欲求であれ、その日は仕事に行きました。

私が着いた時、サンノゼのアーサー・マレーのチームはライナスの毛布(安全毛布)」のようでした。それはまるでオオカミの群れが負傷したの一匹を守っているようでした。

 

「私たちは、これを踊ろうとしています」というのが常に繰り返されていました。

 

 

しかし、スーパーバイザーのボビー・ゴンザレスが、私やチームの他のメンバーの焦点を変えてしまいました。

 

「私たちは灯台(Lighthouse)」になる必要があります。

私たちは、生徒たちがダンスコミュニティの恩恵を感じられる場所になる必要があるのです」

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ボビー・ゴンザレス

 

その言葉はすぐさま私を撃ち抜いた。

つまり、私たちの生徒の中にも、同じように感じていて、同じサポートを必要としている人たちがいるのだと。
その日、私はただ心配している兄以上の、ただの従業員以上の、そして間違いなくダンスインストラクター以上の気持ちになりました。

 

一日中、生徒たちがやってきて、心がオープンであること、ダンスをさせてくれたこと、世界にはまだポジティブな人がいることを思い出させてくれた場所であることに感謝しました。

 

ついに私は妹と連絡を取った。彼女は無事でした。動揺していましたが、その日の恐ろしい出来事による身体的なダメージは無かったようです。

 

広い視野から見る

 

スタッフとはチームワークについてよく話します。しかし、私達はそこで終わりません。

 

どのようなグループの同僚(コワーカー)もチームと呼ぶことができます。たまたま同じユニフォームを着ている従業員の集まりのスポーツチームもあります。が、外見が同じでも、それは彼ら自身や目的をどう見るかという点に関して、あまり意味がありません。

 

逆境にどう対処するかがチームを家族に変えるのです。

 

 

私は2001年9月11日に、個人的にも仕事上でも、逆境とそれに対する私たちの集団的な対応が、私たちの行動の核心をはっきりさせ、私たちをより緊密に結びつける接着剤になりうるという貴重な教訓を学びました。

 

それを経験することで、過去何世代にもわたって多くのアーサー・マレーのプロフェッショナルから、私は多くの視点を得ることができ、感謝しています。立ち止まって、アーサー・マレーの外の世界でかつて彼らが対処しなければならなかったことを考えさせられました。

 

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歴史的観点

 

アーサー・マレーは1912年に創設されました。つまり、私たちの企業は、二度の世界大戦、大恐慌、9.11などの様々な局面でも事業を展開し、成長し、繁栄してきました。

 

住宅バブルであれ、ドットコムバブルであれ、2000年問題であれ、豚インフルエンザであれ、私たちはそれを乗り越えてきましたし、私たちの目的を改善するのに役立ちました。同様のチャレンジは今後も同じように続いていきます。

 

今日の課題

 

このブログ記事の執筆の時点で、私たちの生活はすべて、COVID-19の流行によって劇的な変化を遂げています。心配する理由がありますし、パニックに陥る人も多くいますが、私達は、灯台を明るく保つためにできることは何でもするつもりだということも知っています。

 

医療関係者が私たちの病気を治し続け、郵便局員が引き続き郵便物を配達し続け、警察や消防が私たち全員の安全を守り続けます。

 

では、なぜ私たちは違うのでしょうか?

 

私達は周囲の暗闇や憂鬱をコントロールすることはできないかもしれませんが、それにどう反応するかは完全にコントロールできます。

 

私たちのダンススタジオは、この過程で多くの変化、変遷、ピボットを経験するかもしれませんが、私たちが行うことの背後にある心は、確固たるものであり、揺るぎないものであり、前向きな気持ちの灯台であり続けるでしょう。

 

世界中のアーサー・マレーのプロフェッショナルを代表し、生徒の皆さんへ感謝の気持ちを述べたいと思います。皆さんのサポート、そして私達がとりわけ大事にしている互いに尊重し合う姿勢に感謝しています。


私たちは以前はチームだったかもしれませんが、これからはもっとより強いファミリーになることでしょう。

 

「光を放つには2つの方法がある。一つはキャンドルになること、もう一つはその光を反射させる鏡になること」

イーディス・ウォートン(アメリカの作家)

 

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アーサー・マレーのトップ指導者の一人、トラベリングコンサルタント、ビジネストレーナー、講演者、ダンスジャッジ、カリフォルニア州で5つのアーサー・マレースタジオを経営するフランチャイジー、またファザーリー、ハフィントンポスト、フォーブス、スポーティングニュースへの執筆をてがける、Chris Lynam(クリス・ライナム)先生の記事より